本が売れない時代

2019年9月10日更新

欲しくなるような本と出合うのはホントにむずかしい時代になりました。

売れない本に製作費が出ないというのは、マニア受けするようなモノは世の中に

出回らないということで、紙の本を愛するモノとしてはもの凄くさびしい。

活字中毒のような本好きではないから尚更ヤバい状況になりそうな気がしてきた。

中表紙、背表紙、裏表紙、装丁のデザインを見るのが好きで、子供の頃に

「かいじゅうたちのいるところ」の絵本の中表紙が大好きで、大人になってから

初めてシビラのブランドを知ったときに、シビラカラーが「かいじゅうたちのいるところ」だ!!

って思った。デザインは自分の中に入ると、あとは感性で好きなようにイメージしていける

それがとっても楽しい。

住まいから本棚が無くなる時代がくるのかもしれない、友達でもすでに本を

買わない人がたくさんいて、家に遊びに来た子がよく「貸してなー」っと言って持って帰る。

ちょっと気になる本やけど、コレクションには不要なのか!

でも年々、本棚を人に見られるのはちょっと苦手になってきた。

お父さんの本棚をみても、お兄ちゃんの本棚をみても、「あー、読みそうやわ偏ってるわ!」

って、人柄と照らし合わせて頷いてしまうから。笑、、

そして、お兄ちゃんが私の本棚を見て言うのは「この本棚は頭を使わんのんばっかりや!」

イラっとくるけど、それは図星だから仕方ない。

家の中のちいさなアートなコーナーは本棚なのに、買いたいって思う本がなくなったら

どうしようーっと不安になっていたけど、お盆休み中にステキな古本屋さんを2軒みつけて

生きている間はまだまだ大丈夫のような気がしてきた。

そして、古本屋で見つけた2冊は偶然にも1999年発行。carbon openしたときの本。

あの時代に楽しそうに生きていた人達が作った今なんじゃないかと思い読み更けました。

(カフェ、雑貨、インテリア、音楽とか)

フクダ・ロングライフデザインで本棚が羨ましいオウチがあります!

ぜひ、ご覧になって下さい。

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