やる気スイッチ”側坐核”

2019年11月16日更新

こんにちは、設計の古橋です。

作図作業の大詰めを迎えている今日この頃、思い出す本があります。
脳研究者の池谷裕二さん著『進化しすぎた脳』という、
池谷さんと中高生のディスカッションが記録された一冊で、
脳のメカニズムや驚異、神秘性を覗くことができます。

この中に「やる気を出すにはどうすればいいの?」という話題があるのですが、
脳科学的に「側坐核(そくざかく)」という部位にカギがあるようで、
なにやら「側坐核」が活動するとやる気が出るらしいのですが、
「側坐核」は何かをやり始めないと活動してくれないみたいです。

図. 池谷裕二 糸井重里 共著『海馬 脳は疲れない』より

 

当時、期待して読み進めて肩透かしを食らったことを思い出しますが、
席についてキーボードを叩き始めたら、あるいは参考書のページを繰り始めたら、
いつの間にか集中して作業に取り組んでいることは日常的に確かにあります。

はじめの一歩を踏み出したことで「側坐核」が活動してくれているんですね。
そのはじめの一歩を踏み出すコツを脳科学的に解明してくれないものか、
池谷さんに期待しつつ今日も作図に励みます。

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