気密測定

2020年2月29日更新

こんにちは。

 

先日、引渡し前の現場で気密測定をしました。

 

普段は工事中盤の吹付断熱を施工した後に行いますが、今回は完成時に行いました。

建物には目に見えないレベルで隙間があり、当然隙間が多ければ隙間から熱は逃げますし換気も思うように出来ません。

ですので、断熱性能や日射取得・遮蔽性能を考えることと同じ様に気密性能も考えていく必要があります。

 

気密性能は「C値」という数値で表します。

単位は「cm2/m2」(平方センチメートル/平方メートル」

家全体の隙間の面積(cm2)/  延べ床面積(m2)という計算式となり、値が小さいほど気密性能が高いと言えます。

 

と言っても全ての隙間の面積なんて測れませんので、写真の様な機械を使います。

この機械で強制的に室内の空気を排気し、その際にかかる圧力差から隙間の面積を算出します。

余計な隙間があってはいけないので、養生テープで目張りします。

この他、換気扇や吸気口も目張りして検査を行います。

 

結果は弊社の基準を十分に上回る結果で、C値は「0.2」でした。

日本でもトップレベルの数字が実現できました。

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