庭と空が繋がる北側接道の家2019年

兵庫県西宮市 / 夫婦2人+子供2人+ワンちゃん

  • 0.51 BEI
  • 0.38 UA値
  • 0.50 C値
  • 2.4 ηAH
  • 0.7 ηAC

庭に寄り添うような空間と
日射取得を両立

  • #中庭
  • #40坪台

庭に寄り添うような空間と日射取得を両立

南側に設けた豊かなお庭に沿うように暮らせるお住まい。

同時に日射取得に有効な大開口の窓を庭側に集約している。

大きな吹抜があるダイニングスペースは、冬場の日射を最大限に取り込むと同時に開放的な空間とする意匠性にも効果がある。

対照的に天井に板貼りを施したリビング空間は重心を低く抑えて落ち着きのある空間を目指した。

階段は鉄骨階段とすることでシャープに見せることをしつつ、手摺や踏み板には無垢材を使用することで肌触りをよくするよう心がけた。

ダクトスペースに栃木県産の大谷石を使用することで、空間の仕切りとしての機能や質感の変化を生んでいる。
1階は回遊動線を用いたリビング・ダイニング・キッチンと水回り、寝室を1つを配置。
2階には各個室と収納、ランドリースペースを設けている。

田中桂

建築概要

設計担当
千知岩賢二 田中桂
建築概要
SE構法2階建て
建築面積
78.67m2(23.80坪)
延床面積
140.57m2(42.52坪)
施工面積
152.14m2(46.02坪)
敷地面積
228.27m2(69.05坪)
建ぺい率
34.46%
容積率
61.58%
耐震等級
等級3(最高等級)
耐風等級
等級2(最高等級)
断熱等級
等級6
温熱地域区分
6地域
年間日射量地域区分
A4区分
用途地域
第一種低層住居専用地域
防火地域
法22条地域
耐火構造
防火構造

住まいの省エネ性能

省エネ性能測定値

BEI
0.51
年間冷暖房負荷
130.59 MJ/(m2・年)
UA値(外皮平均熱貫流率)
0.38 W/m2・K
Q値(熱損失係数)
1.33 W/m2・K
C値(相当隙間面積)
0.50 cm2/m2
ηAH値(冬の日射熱取得量)
2.4
ηAC値(夏の日射熱取得量)
0.7

弊社基準値:UA値0.46W/m2・K以下、Q値1.6W/m2・K以下、C値0.5cm2/m2以下

年間光熱費比較

  • 一般の家省エネ基準
  • TG様邸パッシブ冷暖
  • 34.30万円
  • 20.84万円 39%節約
  • 0
  • 5
  • 10
  • 15
  • 20
  • 25
  • 30
  • 35
  • ※基本料金なし、電気:¥28/kwh、ガス:¥150/m2
  • ※一般の家の省エネ基準は「H28年度省エネ基準」の性能値です

各種仕様

  製品 熱貫流率 熱損失
断熱 屋根 外側 硬質ウレタンフォーム2種2号 36mm 熱貫流率 0.22W/m2K 熱損失 18.00W/K
内側 吹付け硬質ウレタンフォームA種3 120mm
内側 吹付け硬質ウレタンフォームA種3 120mm 熱貫流率 0.34W/m2K 熱損失 67.93W/K
バルコニー直下の床 内側 吹付け硬質ウレタンフォームA種3 185mm 熱貫流率 0.25W/m2K 熱損失 0.31W/K
基礎 内側 硬質ウレタンフォーム2種2号 36mm   熱損失 18.76W/K
開口部 アルミ樹脂複合サッシ|Low-Eペアガラス 熱貫流率 1.55〜1.75W/m2K 熱損失 40.10W/K
玄関扉 木製断熱玄関ドア 熱貫流率 1.1W/m2K
熱損失合計 145.10W/K ÷
外皮表面積合計 391.02 m2 =
UA値 0.371W/m2K
  製品 備考
空調 ルームエアコンディショナー パッシブ冷暖+個室ルームエアコンディショナー
換気 第三種換気システム 比消費電力 0.11W/(m3/h)
給湯 ガス潜熱回収型給湯器 モード熱効率 92.5%
照明 すべての機器においてLEDを使用  
創エネ    

一次エネルギー消費量

  この家の設計一次エネルギー 基準一次エネルギー 削減率
暖房設備 14588MJ 30693MJ 52.47%削減
冷房設備 5769MJ 13037MJ 55.75%削減
換気設備 2453MJ 5723MJ 57.14%削減
給湯設備 18678MJ 25091MJ 25.56%削減
照明設備 6376MJ 19225MJ 66.83%削減
調理その他家電設備 21241MJ 21241MJ -
発電設備の発電量のうち自家消費分 - - -
コージェネレーション設備の売電量に係る控除量 - - -
売電 - - -
69105MJ 115010MJ 39.9%削減

※基準一次エネルギーとは、住宅の省エネルギー基準における、地域や床面積などを考慮して定められた一次エネルギー消費量の基準値のことです。

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