職住が共にある下屋をもつ南生駒の家2021年

奈良県生駒郡 / 夫婦+ワンちゃん

  • 0.45 BEI
  • 0.53 UA値
  • 0.3 C値
  • 1.7 ηAH
  • 0.9 ηAC

職住が共にある下屋をもつ南生駒の家

  • #中庭
  • #30坪台

内外ともに敷地条件を活かした、職住が共にある住まい

隣棟間隔にゆとりがある高低差の大きい敷地に、建物を真南に振る軸線としました。

また、隣接地の玄関位置、幹線道路および対側の住宅からの視線等の周辺の懸念要素から検討した配置計画。 工房を併設する平屋部分と共に階高を抑えた片流れ屋根が、配置計画と相まって特徴的な外観を形成しています。 幹線道路側の法面は、人の目に優しく映る石と緑に覆われたロックガーデンを形成しています。

内部空間としては、コンパクトでこもり感のあるダイニング・キッチンに対して、リビング空間は床レベルをワンステップ下げ、 低く抑えた高さからの勾配天井とその天井面をやんわり照らす間接照明を組み合わせて、落ち着きある空間提案をしています。

建物の中心部分に位置する階段はVOID(竪穴)になっており、冬期においても明るさと暖かさを確保するべく、 午後より上部から日射取得の叶う立体的な計画としました。

また1階ダイニングと2階の寝室には、それぞれ南東コーナーに大きな開口を設けて立地を活かした眺望を狙っています。 工房は床材にオークの荒材、勾配天井の仕上げにはラワン合板を採用し、 配線ダクト+スポットライトを照明計画のベースとするなどして、モノ作りを行う空間らしさを演出しています。

千知岩賢二 (設計担当:古橋慶一)

 

建築概要

設計担当
千知岩賢二 古橋慶一
建築概要
SE構法2階建て
建築面積
67.08m2(20.29坪)
延床面積
96.06m2(29.06坪)
施工面積
96.06m2(29.06坪)
敷地面積
249.77m2(75.56坪)
建ぺい率
26.86%
容積率
38.46%
耐震等級
等級3(最高等級)
耐風等級
等級2(最高等級)
断熱等級
等級6
温熱地域区分
5地域
年間日射量地域区分
A4区分
用途地域
第一種低層住居専用地域
防火地域
法22条地域
耐火構造
防火構造

住まいの省エネ性能

省エネ性能測定値

BEI
0.45
年間冷暖房負荷
138.29 MJ/(m2・年)
UA値(外皮平均熱貫流率)
0.53 W/m2・K
Q値(熱損失係数)
2.20 W/m2・K
C値(相当隙間面積)
0.3 cm2/m2
ηAH値(冬の日射熱取得量)
1.7
ηAC値(夏の日射熱取得量)
0.9

弊社基準値:UA値0.46W/m2・K以下、Q値1.6W/m2・K以下、C値0.5cm2/m2以下

年間光熱費比較

  • 一般の家省エネ基準
  • NG様邸邸
  • 30.31万円
  • 17.13万円 43%節約
  • 0
  • 5
  • 10
  • 15
  • 20
  • 25
  • 30
  • 35
  • ※基本料金なし、電気:¥28/kwh、ガス:¥150/m3
  • ※一般の家の省エネ基準は「H28年度省エネ基準」の性能値です

各種仕様

  製品 熱貫流率 熱損失
断熱 屋根 外側 硬質ウレタンフォーム2種2号 36mm 熱貫流率 0.22W/m2K 熱損失 14.66W/K
内側 吹付け硬質ウレタンフォームA種3 120mm
内側 高性能グラスウール16K 120mm 熱貫流率 0.36W/m2K 熱損失 64.24W/K
外気に接する床 内側 吹付け硬質ウレタンフォームA種3 140mm 熱貫流率 0.3W/m2K 熱損失 1.43W/K
基礎 内側 硬質ウレタンフォーム2種2号 36mm   熱損失 57.15W/K
開口部 樹脂サッシ|Low-Eペアガラス 熱貫流率 1.55〜1.75W/m2K 熱損失 33.44W/K
玄関扉 木製断熱玄関ドア 熱貫流率 1.78W/m2K
熱損失合計 170.91W/K ÷
外皮表面積合計 322.78 m2 =
UA値 0.53W/m2K
  製品 備考
空調 ルームエアコンディショナー 各居室エアコン
換気 第三種換気システム 比消費電力 0.11W/(m3/h)
給湯 ガス潜熱回収型給湯器 モード熱効率 92.5%
照明 すべての機器においてLEDを使用  
創エネ    

一次エネルギー消費量

  この家の設計一次エネルギー 基準一次エネルギー 削減率
暖房設備 10509MJ 29646MJ 64.55%削減
冷房設備 2775MJ 10967MJ 74.7%削減
換気設備 1607MJ 3629MJ 55.72%削減
給湯設備 17112MJ 22865MJ 25.16%削減
照明設備 4361MJ 14256MJ 69.41%削減
調理その他家電設備 20100MJ 20100MJ -
発電設備の発電量のうち自家消費分 - - -
コージェネレーション設備の売電量に係る控除量 - - -
売電 - - -
56464MJ 101463MJ 44.4%削減

※基準一次エネルギーとは、住宅の省エネルギー基準における、地域や床面積などを考慮して定められた一次エネルギー消費量の基準値のことです。

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