ひな壇階段のある吹き抜けから広がる家2022年

奈良県奈良市 / 夫婦+子供2人

  • 0.34 BEI
  • 0.37 UA値
  • 0.3 C値
  • 1.8 ηAH
  • 0.7 ηAC

ひな壇階段のある吹き抜けから広がる家

  • #30坪台

奈良市の閑静な住宅街、隣棟間隔にゆとりのある敷地に、
既存の法面を活かして建物ボリュームをL型に配置したTN邸は、
建物中央に設けた吹抜けを中心に各エリアが展開するお住まいです。

ダイニングの一角に位置する階段は、壁で仕切らないひな壇階段とすることで空間に広がりが生まれました。
南に面した吹抜けと隣接するため自然光が注ぎ、昇降だけにとどまらない心地の良い居場所のひとつに。

吹抜けのある開放的なダイニングに対し、リビングは低く抑えた高さからの勾配天井と、
コーブ(間接)照明を組み合わせて落ち着きある空間としています。
リビングの先に併設する小上がりのタタミコーナーには、お庭の木立ちの木洩れ日が注ぎます。

2階の廊下には吹抜けに面して長さ3.5mのご家族共用の本棚を造作。
天板に仕込んだ間接照明が、吹抜けにやわらかい灯りを演出します。

敷地の法面形状を活かして形成したロックガーデンは、建物外観の表情を彩ると共に街並みに潤いを与え、
またプライバシーを確保しながら室内から緑を楽しめる外構計画です。

 

千知岩賢二 (設計担当:古橋慶一)

建築概要

設計担当
千知岩賢二 古橋慶一
建築概要
SE構法2階建て
建築面積
74.94m2(22.67坪)
延床面積
118.83m2(35.95坪)
施工面積
121.72m2(36.82坪)
敷地面積
230.12m2(69.61坪)
建ぺい率
32.57%
容積率
51.64%
耐震等級
等級3(最高等級)
耐風等級
等級2(最高等級)
断熱等級
等級6
温熱地域区分
6地域
年間日射量地域区分
A4区分
用途地域
第一種低層住居専用地域
防火地域
法22条地域
耐火構造
防火構造

住まいの省エネ性能

省エネ性能測定値

BEI
0.34
年間冷暖房負荷
135.4 MJ/(m2・年)
UA値(外皮平均熱貫流率)
0.37 W/m2・K
Q値(熱損失係数)
1.43 W/m2・K
C値(相当隙間面積)
0.3 cm2/m2
ηAH値(冬の日射熱取得量)
1.8
ηAC値(夏の日射熱取得量)
0.7

弊社基準値:UA値0.46W/m2・K以下、Q値1.6W/m2・K以下、C値0.5cm2/m2以下

年間光熱費比較

  • 一般の家省エネ基準
  • この住宅
  • 31.98万円
  • 19.22万円 40%節約
  • 0
  • 5
  • 10
  • 15
  • 20
  • 25
  • 30
  • 35
  • ※基本料金なし、電気:¥28/kwh、ガス:¥150/m3
  • ※一般の家の省エネ基準は「H28年度省エネ基準」の性能値です

各種仕様

  製品 熱貫流率 熱損失
断熱 屋根 外側 硬質ウレタンフォーム2種2号 36mm 熱貫流率 0.22W/m2K 熱損失 16.04W/K
内側 吹付け硬質ウレタンフォームA種3 120mm
内側 高性能グラスウール16K 120mm 熱貫流率 0.36W/m2K 熱損失 61W/K
基礎 内側 硬質ウレタンフォーム2種2号 36mm   熱損失 19.01W/K
開口部 樹脂サッシ|Low-Eトリプルガラス 熱貫流率 1.00〜1.5W/m2K 熱損失 25.59W/K
玄関扉 木製断熱玄関ドア 熱貫流率 1.78W/m2K
熱損失合計 25.59W/K ÷
外皮表面積合計 333.85 m2 =
UA値 0.37W/m2K
  製品 備考
空調 ルームエアコンディショナー 各居室ルームエアコンディショナー
換気 第三種換気システム 比消費電力 0.11W/(m3/h)
給湯 ガス潜熱回収型給湯器 モード熱効率 92.5%
照明 すべての機器においてLEDを使用  
創エネ 太陽光発電 3.4kw

一次エネルギー消費量

  この家の設計一次エネルギー 基準一次エネルギー 削減率
暖房設備 15071MJ 22313MJ 32.46%削減
冷房設備 1297MJ 8707MJ 85.1%削減
換気設備 2019MJ 4568MJ 55.8%削減
給湯設備 19020MJ 25091MJ 24.2%削減
照明設備 5470MJ 13563MJ 59.67%削減
調理その他家電設備 21241MJ 21241MJ -
発電設備の発電量のうち自家消費分 -13877MJ - -
コージェネレーション設備の売電量に係る控除量 - - -
売電 -24745MJ - -
25496MJ 95483MJ 73.3%削減

※基準一次エネルギーとは、住宅の省エネルギー基準における、地域や床面積などを考慮して定められた一次エネルギー消費量の基準値のことです。

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