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皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
 
今年はエルニーニョ現象が発生し暖冬ですが、特に今週末は最低気温も10度前後と非常に温かく、過ごしやすそうです。
 
さて今回は、私が最近気になっているスポットをご紹介したいと思います。
京都府与謝郡伊根町です。
皆さんもご存知かと思いますが、舟屋で知名度がある集落です。
伊根湾沿いに立ち並ぶ民家で、船の収納庫の上に住居を備えた、この地区独特の伝統的建造物です。
また重要伝統的建造物群保存地区にも選定され、観光交流施設の舟屋日和ができ、一度いってみたくなるような原風景がそこにはあります。
 
◼伊根町観光交流施設 舟屋日和
 
 
 
 
さて今回もニュースレターでご紹介した、自然あふれる平屋暮らし・笑顔を招く家の最適解を導くための方法論の最終回についてご紹介したいと思います。
 
土地探しからスタートされたご家族4人の平屋建てのお住いです。 
 
・敷地は箕面市北部に位置し、水と緑の健康都市の大規模郊外型ニュータウンで、東側にはニュータウン外周道路の歩道付10M道路・西側6M道路、約120坪(2区画)の南北に長い敷地は、北と南側で1Mの高低差、緩やかに南側に傾斜する道路からは最大で2.0M程の高低差のある第1種低層住居専用地域に指定された土地です。
  
計画の課題及び提案
1.敷地高低差を活かす為のゾーニング計画 
2.プライバシー・防犯を考慮した通風のための窓計画 
3.床下冷暖房システム(パッシブ冷暖)の提案 
 
 
検討を重ね最適解に至った方法論ですが、 
3.床下冷暖房システムのパッシブ冷暖とは、自然エネルギーを最大限に生かしパッシブデザインで快適な温湿度範囲に近づけ、さらに足りない部分を冷暖房設備の中でもっとも効率の良い最小のエアコンで補い快適範囲を保ちます。
地域の気象条件を読み解き、建物の性能を高め、住まいの温湿度と暖冷気の気流性状を予測することで、最小・最適化された冷暖房システムです。
具体的にはエアコンから出る温冷風をダクトを使って床下へ送ります。熱い空気は上に、冷たい空気は下に流れる対流の原理を利用し、冬は床のガラリからゆっくり吹き出し、夏は壁や天井からファンによって床下の冷気をゆっくり吹き出します。
ただ単純にエアコンを床下に吹き出すだけでは、場所毎に温度ムラができてしまうため、パッシブ冷暖では詳細な熱と気流のシュミレーションを行い、1棟1棟の建物に対して熱の移動と気流を読み、システム提案を行い解決を測っています。
よって玄関・廊下などの局所的なスペースを含め、エアコンと床暖のいいとこ取りで省エネ性(光熱費)の高いエアコンで、光熱費は安く温度ムラのない快適な空間が得られます。
 
 
※パッシブデザイン(太陽の光や熱、風といった自然の恵みを上手に採り入れることで、
エアコンなどの機器をなるべく使わず快適に暮らすことを目指した設計)
 
◼お住まい拝見見学会(イベントレポート)
◼スタイルブック(傾斜に沿って展開する平屋の家)