基本設計–11

2021年6月28日更新

前回は以下の●基本設計-2の各項目の【外部建具①法規編】についてご説明させて頂きました。
 
 
弊社ホームページより
【家づくりのイロハ】
■ハ.家づくりの進め方→STEP3
 
上記は、初回提案後設計申込を頂き、住宅ローン審査を進めつつ、基本設計(マスタープラン)を固めるステップです。
先ずは、正確な全体費用を算出するベース(基本プラン)をつくり上げることを目標とします。
 
大きく分けて以下の3つで構成しています。
①基本設計
②全体費用の確認
③住宅ローン審査
 
では①の基本設計ですが、
主に以下の検証・検討・承認を行います。
●基本設計−1(敷地確定・プラン決定・法規チェック・設計レビュー①)
●基本設計–2(造作家具及び内装建具承認・照明計画方向性・サッシ承認他)
 
 
 
 
今回は、●基本設計−2の【外部建具②意匠・機能デザイン】について説明いたします。
 
上記カテゴリー②の全体費用の確認のためには以下の金額算出も必要です。
初回提案の際に以下の金額算出を行いご提示していますが、プラン変更による増減見積や地盤改良見積、オプション類の絞込みも合わせて行います。
 
■土地に付帯する費用
【地盤改良】
【給排水引込関連】
【特殊工事】
【外構工事】
■建築関連費用
【住宅設備】
【造作家具】
【内装建具】
【照明】
【外部建具】
 
 
外部建具はいわゆる外壁に取り付けるサッシです。
サッシは、以下の項目における建物の重要なパーツとなります。
プレゼンテーションの段階であらかじめ以下の検討から提案を行い、この基本設計の段階で
建主とも共有しご理解を深めて頂き決定します。
以下の計4回に分けて説明いたします。
 
・①法規
・②意匠・機能デザイン
・③パッシブデザイン
・④防災・防犯
 
②【意匠・機能デザイン】
窓は外装の一部でありながら装飾性を持たせないよう、コンサバティブでマッシブな飽きのこない、佇まいとなるよう機能的にデザインすることを意識しています。
よってファサードとなるデザインをプライバシーが必要な場合やプライバシーが必要な諸室がある場合などは、あえて窓が見えないようデザインする場合もあります。
またファサードにおける窓は、できるだけシンプルなデザインのアルミ製窓、木製窓なども
ご提案しています。
それでは標準でご提案している窓(サッシ)を以下にご紹介いたします。
■リビングダイニングキッチンに面する大きな掃き出し窓(高さH1500〜H2200)
・引き違い窓:もっともシンプルなデザインで吹き抜け等がある場合、上下でデザインを統一します。
・装飾引き違い窓:リビングや和室から見える樹木などを意識してFIX部を大きく見せたい場合など。
■水廻り、寝室(H500〜700)
・横すべり出し窓:不意な雨でも室内に吹き込まない、半透明ガラスであれば隣接建物からプライバシーを守ることができます。
・縦すべり出し窓:狭小建物など隣接建物からのプライバシーが守れる、頭部が通らないスリットタイプは防犯に効果的。
・引き違い窓・装飾引き違い窓など
■浴室(H500〜700)
・引き違い窓:換気面とプライバシー面から可動ルーバータイプの面格子をプラスして提案します。
 
 
※パッシブZEH|place(プレイス)
※ゆとりある上質な空間で、庭と空が繋がる家
※T字型変形地に、ハッとするほど大空間!の家
※吹き抜けが広がる2階リビングの家
※四季の移ろいと共に暮らす家
※傾斜に沿って展開する平屋の家
 
 
次回は
●基本設計–2の項目について■建築関連費用【外部建具③】をご説明します。
 

資料請求はこちら